バウンスメールとは
メール配信した結果何らかの理由で届かなかったメールのこと。
バウンスメールにはソフトバウンス(一時的エラー)とハードバウンス(恒久的エラー)の2種類があります。
ソフトバウンス(一時的エラー)
「受信側の容量不足」「送信メールサイズの容量オーバー」など一時的な問題による送信エラーのことです。
殆どの場合、問題が解決されれば送信可能になります。
ソフトバウンスの場合、SMTPから400番台の応答コードが付与されます。
例えば、応答コード450「Requested mail action not taken: mailbox unavailable[mailbox busy]」といった記載があれば、「要求された動作が実行できなかった。相手方メールボックスが利用できない状態である(容量オーバーなど)」となります。
ハードバウンス(恒久的エラー)
「宛先メールアドレスが無効」「宛先メールアドレスが存在しない」など、恒久的な問題により発生する送信エラーのことです。
また、何らかの理由で受信側メールサーバに迷惑メール・スパムメールと判断され、受信拒否をされている場合もハードバウンスとなります。
ハードバウンスは一般的に500番台の応答コードが付与されます。代表的な応答コード例としては、550番「Requested action not taken: mailbox unavailable」があります。
意味としては「要求されたメール処理は実行されなかった。メールボックスが存在しない、もしくはアクセスできない」といった内容です。
アクションリンクにおけるバウンスの計測方法
メール配信した結果、宛先ISP(メールアドレスの@以降)からバウンスと判定されると、送信したメールのヘッダ情報にあるEnvelope-Fromメールアドレス宛(通常はbounce@貴社ドメイン)にバウンスメールが届きます。
通常は初期導入時に貴社で受信されたバウンスメールを弊社アドレス(bounce@弊社ドメイン)宛に自動転送される設定をお願いしていますので、アクションリンク側でバウンスメールを受信した場合にバウンスとして計測されます。
配信後にバウンスが計測されない場合
アクションリンクにおけるバウンスアドレスへの対応
ハードバウンスの場合
ハードバウンスは時間の経過によって解決する可能性が低いため、該当ユーザーの配信ステータスフラグにブラック判定となり自動的に次回以降の配信がスキップされます。(配信許諾ステータスはそのままです。)
ソフトバウンスの場合
ソフトバウンスの場合は再度送信して問題なく届くケースもあるため次回以降も通常どおり配信されます。
ただし特定の回数(通常5回)連続してソフトバウンスが発生した場合はハードバウンスと同様にブラック判定となり次回以降の送信がスキップされます。
特定ユーザーのバウンス設定を手動で外したい場合
- 「データ管理 > 顧客検索」から、バウンス設定を外したいユーザーを検索します。
- 該当ユーザーの列の右側にある「編集」ボタンを押下し、ユーザー詳細編集画面に入ります。
- 「ブラックフラグ」のチェックボックスを外して「データ更新」ボタンを押下して保存することでブラック判定が解除され、配信されるようになります。
