【データ確認】顧客一覧のステータスにおける「(ブラック)」「(バウンス)」とは何ですか?

【データ確認】顧客一覧のステータスにおける「(ブラック)」「(バウンス)」とは何ですか?

「データ管理 > 顧客一覧」から顧客を確認していると、ステータスの欄に「(ブラック)」と記載のある人がいます。
このページでは、「『配信中(ブラック)』って配信されてるの?」「ブラックステータス登録するには?」について解説していきます。

ステータスにおける「(ブラック)」「(バウンス)」とは

ステータスには下記4種類があります。
  1. 配信中
  2. 配信停止
  3. 配信中(ブラック)
  4. 配信停止(ブラック)
  5. 配信中(バウンス)
  6. 配信停止(バウンス)
このうち、基本的にメールが配信されるのは「a. 配信中」のユーザーのみです。(c. 配信中(ブラック)の方にはメールは送られません。)
「b.配信停止」の方にもメールを送りたい場合には、セグメントで設定が必要です。(参考記事:【セグメント】配信不可の方も含んだ全員にメールを送るにはどうすれば良いですか?)
「c.配信中(ブラック)」「d.配信停止(ブラック)」の方にメールを送りたい場合には、その方のブラックステータスを解除する必要があります。
ブラックステータスは強い配信停止だと思って頂ければ大丈夫です。

どんな人がブラックステータスになるの?

ブラックステータスになるには2通りの方法があります。
  1. 管理者が手動でブラックステータスにした。
  2. 何度か配信が到達しなかったためアクションリンク側で自動判別でブラックステータスにした。

i. 管理者が手動でブラックステータスにした。

  1. クレームを受けたため、配信停止の方へのメールも含めたすべてのメール配信を停止したい。
  2. イタズラ登録が大量にあり、ドメインレベルでメール配信を停止したい。
上記等の理由がある場合には、管理者側でブラックステータスを付与することが可能です。

ii. 何度か配信が到達しなかったためアクションリンク側で自動判別でブラックステータスにした。

  1. メールアドレスの変更が行われたがショップの情報に反映されておらず、古いアドレス情報が残り続けている。
  2. ユーザーがメールアプリの機能でサイレントでメール受け取りを拒否しているが、ショップの情報では配信中のままになっている。
等の理由(ソフトバウンス・ハードバウンス)で何度かアクションリンクからのメールが不達だった場合には、アクションリンクのシステム側で自動的にブラックステータスを付与します。
(※2024/11以降は、こちらの場合は「(バウンス)」と付くようになりました。ただし、過去のデータは「(ブラック)」のままとなっています。)
詳細な条件は以下です。
  1. ハードバウンスが1回 or ソフトバウンスが連続5回 発生した場合にブラックステータスが立つ
  2. ソフトバウンスの回数カウントは、「メールクリック or 開封」があった際にリセットされる
そのため、基本的には「配信中(ブラック)」になります。

手動でのブラックステータスの付与・解除の仕方

個人レベルでブラックステータスを付与する

  1. 「データ管理 > ブラックリスト管理」から「新規登録」ボタンを押下する。
  2. 下記のように設定して「データ更新」ボタンを押下する。
    1. 管理タイトル:(例)ブラックリスト
    2. 条件   :完全一致
    3. 文字列  :{対象アドレス}

ドメインレベルでブラックステータスを付与する

  1. 「データ管理 > ブラックリスト管理」から「新規登録」ボタンを押下する。
  2. 下記のように設定して「データ更新」ボタンを押下する。
    1. 管理タイトル:(例)ブラックドメイン
    2. 条件   :後方一致
    3. 文字列  :{対象ドメイン}

自動判別でブラックステータスになったユーザーを個人レベルでブラックステータスを解除する

  1. 「データ管理 > 顧客検索」から、ブラックステータスを解除したい人を検索する。
  2. 検索結果画面右側にある「編集」ボタンを押下し、詳細編集画面に入る。
  3. 「ブラックフラグ」に付いているチェックマークを外して、「データ更新」ボタンを押下する。






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